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㈱渡辺鐵工所

超音波探傷検査【社内検査】


今日は超音波探傷検査の紹介です。


鉄骨には、製作途中に大きく分けて現寸検査、仮組み検査、超音波探傷検査、製品検査と4つの検査項目があります。

写真は、その中の溶接後に行う【超音波探傷検査】時の様子です。


先日紹介した仮組検査を通過した製品の溶接が完了した後に超音波を使用して、溶接部に傷や欠陥と呼ばれる不具合が無いかを検査します。


傷や欠陥は、鉄が溶け切らなかったときにできる隙間や、風が邪魔して空気が入ってしまった空洞、溶けすぎて垂れてしまったものなど様々な種類があります。


検査方法については詳しく書くとかなりマニアックな内容(三角関数や㏈値など…)になってしまうので、、、簡単に言うと手に持っている探触子から発せられる振動を使用して鉄の内部の状況を調べています。


欠陥があると、足元にあるモニターに折れ線グラフのような記録が出てきます。

この時の記録により欠陥の大きさや種類を判断し、合否判定をします。


社内の超音波検査を合格した製品のみ、第三者検査会社の受け入れ検査へと進めます。

第三者の受け入れ検査は、超音波探傷検査と外観検査となります。


ここまで進むと残すは、元請様、設計事務所様がお立合いする製品検査となります。(渡辺)

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